正社員の転職方法【転職エージェント、転職サイト、ハローワークなど9つのやり方と違いを解説】

正社員の転職方法【転職エージェント、転職サイト、ハローワークなど9つのやり方と違いを解説】

正社員の転職をお考えの方に、さまざまな転職方法を紹介し、効率的な求人や転職先の探し方を解説します。

人材サービスの種類が増えて、職業を変える方法は選択の幅が広がりましたが、どのやり方がご自身に適しているのか知らない方は多いようです。

この記事では、さまざまな転職方法をリストアップし、私の経験もふまえて、はじめて転職活動する方に最適な、正社員の転職方法をお伝えします。記事を読んだ後には、転職方法の全体像や効率的な正社員の転職方法が理解でき、成功につながる転職活動が始められるはずです。

このWebサイトを運営している転職マネージャーです。私は転職経験が3回あり、現在は中小企業診断士として独立、サービス業を専門に経営支援の仕事をしています。当サイトでは私自身の転職活動経験をベースに、人材サービス業界で働く方にもアドバイスをもらいながら、転職に役立つおすすめ情報を共有し、たいせつな選択や判断をお手伝いします。

正社員として転職するさまざまな方法

正社員として転職するさまざまな方法
正社員として転職するさまざまな方法

職業を変えるための転職方法は、人材紹介会社やハローワークなどの職業紹介サービスを利用する方法、ご自身で求人・転職先を探す方法など、いろいろあります。

ここでは、さまざまな転職方法の中から、正社員の転職方法を9つリストアップしてご紹介します。

転職エージェントを利用して転職する方法

転職エージェントは、転職したい人(求職者)と、社員・職員を採用したい企業や組織との間を取りもち、転職を支援するサービスです。

求職者が経歴や実績、スキル・技術、希望を伝えると、転職エージェントのキャリアアドバイザーは求職者にぴったりの求人を探しだし紹介してくれて、転職が決まるまで志望動機や履歴書・職務経歴書作成のアドバイス、応募にあたっての推薦、模擬面接による面接対策、待遇面の交渉などで転職活動をサポートしてくれるサービスです。

転職エージェントのサービスについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

キャリアアドバイザーとは

キャリアアドバイザーは、求職者の転職支援を担当する人材紹介会社の社員です(コンサルタント、キャリアパートナーなど別の呼称を使う人材紹介会社もあります)。

キャリアコンサルタントという名称もありますが、キャリアコンサルタントはキャリアコンサルティングの国家資格を持つ人だけが名乗れます(参考:厚生労働省「キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント」)。キャリアコンサルタントの資格を持つ、人材紹介会社の社員もいます。

転職フェアなどの転職イベントを開催して、求職者と求人企業が出会う場をつくっている転職エージェントもあります。

転職エージェントは職業紹介サービス人材紹介サービスとも呼ばれ、このサービスを運営する企業を職業紹介事業者、人材紹介会社と言います。

職業紹介事業者、人材紹介会社は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業の許可を受けて、転職エージェントを運営しています(参考:厚生労働省「労働者派遣事業・職業紹介事業等」)。

転職エージェントを利用するにあたっては、求職者の申し込みが必要となります。

エグゼクティブサーチを利用して転職する方法

エグゼクティブサーチは、転職エージェントと同じく、社員や経営者を採用したい企業や組織の要望・要件にあう対象者に求人を紹介し、転職までサポートするサービスです。ヘッドハンティングとも呼ばれています。

対象者は経営層、管理職層が多く、キャンディデイト(候補者)と呼ばれています。

対象者の探し方は転職エージェントと同じではありません。転職エージェントが求人を紹介する人物は、自ら転職エージェントに登録してくる転職意欲が高い方。

エグゼクティブサーチは、サーチと言う通り自社データベースの活用のみならず、人脈・情報を駆使して求人企業の要望・要件にマッチする対象者を探し出すのですが、探し出した人物は必ずしも転職に前向きな方ではありません。

エグゼクティブサーチは転職意向の有無に関わらず、候補者にアプローチし求人を紹介することになります。裏返せば、求職者が利用を申し込んでも、候補者にならなければ求人の紹介はありません。

エグゼクティブサーチも事業を営むにあたって、厚生労働大臣から有料職業紹介事業の許可を受けています。

再就職支援サービスを利用して転職する方法

再就職支援サービスは、希望退職募集や解雇などの雇用調整を実施する企業や組織と契約し、その企業・組織を辞める社員・職員などの対象者に対して、再就職のための教育や助言、ノウハウを提供したり、再就職先を紹介する一連のサービスです。

対象者は、履歴書・職務経歴書の書き方、面接対策からはじまり、職業訓練、カウンセリング、再就職先企業の紹介まで、再就職に必要となる総合的な支援が受けられます。

転職エージェントとの大きな違いは採用する再就職先企業の金銭的負担はなく、雇用調整を実施する企業がお金を払う点です。そのため、雇用調整を実施する企業と関係のない求職者は、利用できません。

また、転職エージェントの利用者は自発的に転職したい人なのに対して、再就職支援サービスの利用者の中には転職したくない人も含まれていることも、違いのひとつです。

再就職支援サービスも事業を営むにあたって、厚生労働大臣から有料職業紹介事業の許可を受けています。

人材派遣サービスを利用して転職する方法

人材派遣サービスでは、求職者は派遣先企業(実際に働くことになる企業や組織)と直接雇用契約を結ぶのではなく、人材派遣会社と雇用契約を結びます。求職者は人材派遣会社から派遣先企業に派遣されて、仕事をすることになります。

利用にあたっては、求職者が人材派遣会社に利用を申し込みます。そして、仕事が紹介され、働く期間、勤務時間、仕事の内容などを明確に決めてから、派遣先企業で働きます。これが普通の派遣の仕組みです。

人材派遣サービスを利用して正社員として転職するには、紹介予定派遣というサービスを利用します。

紹介予定派遣では、求職者は派遣先企業と雇用契約を結ぶことを前提に、初めに人材派遣会社と雇用契約を結びます。一定期間を経て求職者と派遣先企業の双方で合意すると、求職者は派遣先企業と雇用契約を結び転職することになります。一定期間とは最長6ヶ月です。

紹介予定派遣は転職のミスマッチが防げる有効な方法と言う方もいますが、社員として採用する前の試用が可能となる企業側にも大きなメリットがあるものです。

紹介予定派遣の求人は多くありませんし、社員で雇用される保証もありません。社員採用でも有期雇用(契約社員)ということもありますので、就業前に条件を確認しておく必要があります。

なお、人材派遣会社は、厚生労働大臣から労働者派遣事業の許可を受け、あわせて紹介予定派遣の事業も営む場合は、厚生労働大臣から有料職業紹介事業の許可も受けて、人材派遣サービスを運営しています。

ハローワークを利用して転職する方法

ハローワークは、職業紹介サービスを提供する行政機関です。正式には公共職業安定所といい、日本全国に500以上あります。

企業や組織から登録された、幅広い業種・職種の求人をあつかっています。大企業の求人は少ないですが、中小企業の求人は豊富にあります。

あつかう求人の情報量は、民間企業が運営する転職エージェントに比べると桁違いに多く、2020年6月の有効求人(実数)は1,929,801件となっています。

求人の閲覧・応募は、ハローワークに出向くだけでなく、ハローワークインターネットサービスでも可能です。

転職支援サービスは、転職エージェントに比べるとラインナップは少ないですが、履歴書・職務経歴署など応募書類の書き方指導、模擬面接などのサービスが受けられます。地域によって多少の違いはありますが、転職に関するセミナーや会社説明会などを開催しているハローワークもあります。

ハローワークを利用するには、求職者の申し込みが必要となります。

転職サイトを利用して転職する方法

転職サイトは、求人広告を掲載するWeb広告媒体であって、人材紹介サービス、職業紹介サービスではありません。一部の例外はありますが、求人サイト、求人情報サイトと呼ばれるサービスも同じです。

求職者と求人企業との間を取りもたない点が、転職サイトと転職エージェントとの大きな違いになります。転職エージェントのように求職者に担当者(キャリアアドバイザー)がついて、求人が紹介されることもありません。

転職サイトを利用するには、求職者が利用を申し込みます。求職者は転職サイトに掲載されている求人広告の中から、希望がかなう求人を自分で探し出します。求人に応募した後の面接の日程調整や待遇面の交渉は、求職者が行います。

このように広告媒体であり、職業紹介サービスではない転職サイトを運営するのに、厚生労働大臣から有料職業紹介事業の許可を受ける必要はありません。しかし、実態としては転職サイトを運営する企業のほとんどが、転職エージェントも運営する有料職業紹介事業者です。

転職サイトは、転職エージェントとの違いがわかりにくく、混同する方が結構いらっしゃいますので、後ほど「混同する人が多い転職エージェントと転職サイトの違い、上手な使い方」で、くわしく解説します。

求人広告に掲載されている求人に応募して転職する方法

新聞、雑誌、フリーペーパーなどの紙媒体に求人企業の求人広告が載っています。

この求人広告を見て、興味がある求人に求職者が自分で応募する方法があります。

求人に応募した後の面接の日程調整、待遇面の交渉、入社日の調整なども、すべてご自身で対応します。

最近の求人広告は、Webの広告媒体に掲載されることが多くなっていますが、かつては日曜日に発行される日本経済新聞や朝日新聞の広告は求人広告だらけでしたし、求人広告しか掲載されていない雑誌が書店やコンビニで売られていたりと、求人広告は紙媒体に掲載することが主流でした。

先ほどご紹介した転職サイトは紙媒体ではありませんが、求人広告を掲載する媒体です。

企業のWebサイトに掲載されている求人に応募して転職する方法

企業のWebサイトにも、中途採用やキャリア採用といった形で求人情報が公開されています。

この企業のWebサイトに掲載されている求人情報を見て、興味がある求人に求職者が自分で応募する方法もあります。

求人に応募した後の面接の日程調整、待遇面の交渉、入社日の調整なども、すべてご自身で対応します。

求人企業は自社媒体に掲載するだけなので、広告費が発生しませんが、大企業や有名企業の場合は求人応募が多くなって、人事部門の負担が大きくなるケースがあります。

このようなことが想定される企業の中途採用は、人材紹介会社が採用業務を代行していることがあります。

人間関係を活用して転職する方法

社員が知人をおすすめの人材として所属企業に紹介・推薦するリファラル採用、転職経験がある人が以前所属していた企業に出戻るアルムナイ採用といった、人間関係を活用する転職方法もあります。

人物が保証されている、能力や性格がわかっているということで、採用する企業側も安心でき、ご自身に対する評価が高ければ簡単に転職できるケースもあります。

一方、採用後に期待された成果を出せなければ、ご自身と紹介した人が気まずい思いをすることになるかもしれませんし、受け入れる部署の中には、出戻りを歓迎しない社員がいるかもしれません。

転職の判断をする前に、できるだけ情報を集めて、気になる情報は確認するようにしましょう。

このような人間関係を活用する転職活動のやり方は、知人から転職の勧誘や求人の紹介があって、会食や面談などを経て、興味がある人は採用面接にすすむことになります。会食、面談では、情報収集に注力してください。

縁を使った転職が万一失敗すると、人との繋がりが断絶してしまうことにもなりかねませんので、慎重に検討することが大切です。

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混同する人が多い転職エージェントと転職サイトの違い、上手な使い方

混同する人が多い転職エージェントと転職サイトの違い、上手な使い方
混同する人が多い転職エージェントと転職サイトの違い、上手な使い方

転職サイトと転職エージェントの違いはわかりにくく、混同する人が多いものです。ここでは、転職エージェントと転職サイトのサービスを比較して、その違いからサービスの特徴を解説します。

 転職エージェント転職サイト
1.求人の情報量
2.求人の検索・閲覧範囲
3.未経験求人への応募
4.利用開始時の手軽さ
5.利用料が無料
6.専任担当者の配置
7.転職支援サービスの提供

【解説】転職エージェントと転職サイトのサービスの違い

転職エージェントと転職サイトで比較した、7項目からサービスの違いを解説します。

求人の情報量

転職エージェントと転職サイトがあつかう求人数は、転職エージェントの方が多い傾向があります。人材サービス業界大手のリクルートキャリア社とマイナビ社の例を確認します。

2020年8月30日時点で、リクルートキャリア社の転職エージェント「リクルートエージェント」があつかう求人数は204,222件(公開求人と非公開求人の合計)、転職サイト「リクナビNEXT」があつかう求人数は45,030件です。

マイナビ社の転職エージェント「マイナビエージェント」があつかう求人数は33,478件(公開求人と非公開求人の合計)、転職サイト「マイナビ転職」があつかう求人数は12,097件です。

リクルートキャリア社とマイナビ社のいずれも、転職エージェントは転職サイトよりも、ひと桁多い求人数となっています。

求人の検索・閲覧範囲、未経験求人への応募

転職エージェントには非公開求人があるため、全求人を検索することも閲覧することもできません。また、転職エージェントでは、求職者の経歴、経験、スキルを確認し、フィットする求人を紹介するので、未経験の仕事が紹介される機会は多くありません。ただし、未経験可の求人もあつかっているので、一部の未経験の仕事が紹介されることもあります。

転職サイトはあつかっている求人は原則公開しているので、全求人の検索・閲覧が可能です。求人応募は自分の意思でできるので、書類選考を通過する可能性はさておき、経歴、経験、スキルに関係なく、未経験の仕事を含むあらゆる求人に応募できます。

利用開始時の手軽さ、利用料が無料

転職エージェントを利用するにあたっては、最初に担当者と面談し、インタビュー形式でご自身の経験、スキル・技術、実績などの職務経歴を聞かれることになります。あわせて、転職する理由やきっかけ、転職の希望条件なども確認されます。

面談は非対面形式の電話面談であれば30分以上、対面形式の面談であれば1時間以上の時間を要し、対面形式であれば転職エージェントのオフィスまでの移動時間も必要になります。転職エージェントの面談が終了して、はじめて求人が紹介されることになります。

転職サイトを利用するにあたって、面談の必要はありません、手軽に利用できます。転職サイトで希望の求人が見つかれば、すぐに応募できます。

利用料については、転職エージェント、転職サイトともに無料です。

転職エージェントと転職サイトの事業をご紹介すると、転職エージェントの報酬は求職者が転職することで求人企業からもらう成功報酬、転職サイトの報酬は転職サイトに求人広告を掲載すること求人企業からもうらう広告掲載料です。

専任担当者の配置、転職支援サービスの提供

転職エージェントは求職者に専任担当者を配置し、求人の紹介、応募書類作成のアドバイス、応募にあたっての推薦、面接対策、待遇面の交渉代行などの転職支援サービスを提供し、転職活動を支援します。その他に、求人企業の職場環境、給与体系などの公になっていない情報も提供します。

転職サイトでは応募書類の作成方法、面接対策などの情報をWebサイトで記事として公開しているところもありますが、転職サイトには専任担当者による転職支援サービスはありません。求職者は転職サイトにある検索機能などを利用して、ご自身で求人を見つけて応募します。求人企業との調整、交渉もご自身で対応し、求人企業に関する情報が必要となれば、ご自身で収集することになります。

【解説】転職エージェントと転職サイトの転職活動のやり方の違い、上手な使い方

転職エージェントと転職サイトでは、転職活動のやり方が違います。はじめて転職活動する方は、利用する順序にご留意ください。

転職マネージャーの転職活動経験をふまえてアドバイスすると、はじめて転職活動する方は、最初に転職エージェントの利用をおすすめします。

はじめて転職活動する方は、職務経歴書を書いたことがないでしょうし、中途採用の面接で何を質問され、どんな話をすればよいのか、ご存知ない方がほとんどでしょう。

転職エージェントを利用すると、求職者に専任の担当者がつき、転職活動を支援してくれます。応募書類の書き方、自己PRや志望動機のつくり方も教えてくれますし、面接対策の指導も受けられ、転職活動の基本を身につけることができます。

一方、転職サイトでは、このような転職支援サービスはありません。

転職サイトを利用するハードルは低いですが、はじめて転職活動する方が、転職サイトを使って活動を始めると、すべてのことを自分で調べる手間が掛かかり、転職するまでに必要となる期間が長くなってしまいます。

転職サイトの利用を否定するものではありませんが、はじめて転職活動する方は、先ずは転職エージェントを利用して、転職活動の基本を身につけてください。

転職サイトは基本を身につけた後に利用する方が、間違いなく効率的です。

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成功につながる正社員の転職方法

転職活動の基本的な流れは、次のようになります。

求人がなければ転職できませんから、転職活動は求人を確保することが第一です。

正社員として転職するさまざまな方法」でご紹介した通り、正社員求人の探し方はいろいろあり、ご自身で求人を探すこともできます。しかし、たくさんの正社員求人を探して集めるとなると個人の力だけでは限界があり、転職エージェントやハローワークといった職業紹介事業者から、求人を紹介してもらうことが必要になってきます。

裏返せば、職業紹介事業者を使わない転職活動は、転職先の選択肢が狭まってしまい、好条件の求人とつながる機会を減らすことになるため得策ではありません。

ただし、職業紹介事業者であってもエグゼクティブサーチ、再就職支援サービスは、誰でも簡単に使えるサービスではありませんので、この後は転職エージェントとハローワークに絞って整理していきます。

正社員求人の探し方
職業紹介事業者に正社員求人の紹介を依頼する
  • 転職エージェント(人材紹介会社)から紹介される求人から探す
  • ハローワーク(公共職業安定所)から紹介される求人から探す
正社員求人を自分で探す
  • 求人広告に掲載されている求人から探す
  • 企業のWebサイトに掲載されている求人から探す
  • 知人から紹介される求人から探す

転職エージェント、ハローワークの強みを知る

転職エージェントとハローワークの、それぞれを強みを整理します。

 転職エージェントハローワーク
1.求人の情報量
2.専任担当者の配置
3.転職支援サービスの提供

転職エージェントの強みは、充実した転職支援サービス

転職エージェントの強みは、求職者に専任の担当者がつき、さまざまな転職支援サービスを提供してもらうことで、転職活動が楽にすすめられることです。

ハローワークでも、応募書類作成や面接の指導、転職やキャリアの相談などは対応してくれますが、専任の担当者がつくことはありません。求人を探してもらう、転職先の独自情報を提供してもらう、待遇面の交渉を代行してもらうといったことは期待できず、これらはご自身でやることになります。

ハローワークの強みは、求人の豊富さ

ハローワークがあつかう求人の数は、1,929,801件(2020年6月の有効求人)あります(参考:厚生労働省「一般職業紹介状況」)。

ハローワークにある求人の数は、日本で一番です。最大手の転職エージェントであるリクルートエージェントでも、あつかう求人の数は204,222件(2020年8月30日時点)なので、ハローワークの求人の豊富さがご理解いただけるでしょう。

転職エージェント、ハローワークがあつかう求人の違いを知る

転職エージェント、ハローワークのそれぞれの強みをご紹介しましたが、併用できるサービスです。とはいえ、あつかう求人に違いがあるので、利用する方によって優先度は違い、転職活動のやり方が変わってくるでしょう。

転職エージェントとハローワークは利用者から見れば、どちらも無料のサービスです。一方、求人企業から見ると、転職エージェントは有料であり、ハローワークは無料です。

経営資源はヒト、モノ、カネと言われますが、ヒトのためにカネを使える、使わなければならない企業が転職エージェントを利用します。

転職エージェントを利用する企業の例としては、人材が企業成長の源泉と考え中途採用を重視している、効率的に外部から優秀な人材を獲得したい、といった中長期的な視点から中途採用に予算を投入できる企業や、社内に人材が乏しく人材を育成する時間がない、急成長で人手不足に陥っている、といった今起こっている事業運営上の問題を解決するために中途採用に予算を投じる企業などがあります。

一方、中途採用のコストを負担できない企業は、転職エージェントの利用に消極的です。また、転職エージェントの利用が浸透していない地方部の企業も、転職エージェントをあまり使いません。

ハローワークは全国47都道府県に500以上ありますが、大手転職エージェントのリクルートエージェントやマイナビエージェントでも、日本全国に20拠点もありません。

大手転職エージェントも47都道府県の求人をあつかっていますが、都市部が中心となり、全国津々浦々の求人を豊富にあつかっているわけではないのです。

このような背景から、転職エージェントは大企業や中堅企業の求人比率、都市部の求人比率が高くなり、ハローワークは中小企業の求人比率、地方部の求人比率が高くなります。

転職エージェントとハローワークを併用する

転職を成功させるために大切なことは、可能な限り多くの求人をあつめて、その中から希望の求人を見つけてどんどん応募し、その他の部分は極力効率化・省力化すること。この環境を実現するものが、転職エージェントが提供する転職支援サービスです。

このような背景から当サイトのイチオシは転職エージェントですが、転職エージェントとハローワークは対立関係にあるものではなく、それぞれの特徴を理解して活用すれば、補完してあえるサービスです。

地域によっては、ハローワークを利用した方が、求人情報が集められるケースもあります。

転職エージェント、ハローワークは無料で使えるので、先ずはどちらのサービスも使ってみてください。特に、はじめて転職活動する方は、転職エージェントとハローワークの、2つのサービスの併用をおすすすめします。

また、多くの求人をあつめるために、複数の転職エージェントを利用しても構いません。

もちろん、求人を自分で探すことも良いことだと思いますが、転職先の選択肢を広げるために、また作業効率化のために、職業紹介事業者の利用を柱にすえて転職活動をすすめてください。

ハローワークの詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。

当サイトがおすすめする転職エージェントは、次の記事でご確認ください。

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あとがき:正社員の転職方法【転職エージェント、転職サイト、ハローワークなど9つのやり方と違いを解説】

この記事では、次の3つの項目から、正社員の転職方法を解説しました。

  1. 正社員として転職するさまざまな方法
  2. 混同する人が多い転職エージェントと転職サイトの違い、上手な使い方
  3. 成功につながる正社員の転職方法

「成功につながる正社員の転職方法」に書いてあることは、誰もが実践できることです。転職をお考えの方はぜひ、行動に移してみてください。

最後にこの記事と同じ、「転職のノウハウ、知識」に関する記事をご紹介します。

転職活動の成功をお祈りいたします!

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