正社員転職の流れと7つの手順【転職エージェントを利用する転職活動の期間、進め方を解説】

正社員転職の流れと7つの手順【転職エージェントを利用する転職活動の期間、進め方を解説】

転職エージェントを利用して転職活動する方に、転職エージェントを利用する正社員転職の流れと手順を解説します。

これから計画を立てて転職活動を始める方は、一般的な転職の流れは知っておきたいところだと思います。

この記事では、転職エージェントを利用する転職の流れや手順はもちろんのこと、転職活動の進め方や手順ごとに必要となる期間も解説しますので、記事を読んだ後には精度の高い転職活動計画が立てられるようになるはずです。

このWebサイトを運営している転職マネージャーです。私は転職経験が3回あり、現在は中小企業診断士として独立、サービス業を専門に経営支援の仕事をしています。当サイトでは私自身の転職活動経験をベースに、人材サービス業界で働く方にもアドバイスをもらいながら、転職に役立つおすすめ情報を共有し、たいせつな選択や判断をお手伝いします。

転職活動の期間と転職活動の進め方

転職活動の期間と転職活動の進め方
転職活動の期間と転職活動の進め方

転職エージェントを利用して転職活動をすすめる場合、転職活動を始めてから内定、転職(入社)までに、どの程度の期間が必要になるのか解説していきます。

結論からお伝えすると、一般的な転職活動期間は次のようになります。

この後は、転職活動を始めてから内定までに必要な期間、内定から転職(入社)までに必要な期間に分けて解説します。

転職活動を始めてから内定までに必要な期間

転職エージェントを使って転職活動をすすめる場合の、内定までの流れと手順は次の通りです。

転職活動を始めてから内定までに必要な期間について、上記を例にお話しすると、一般企業への転職では「転職理由の整理」から「応募した企業・組織に内定」までに、少なくとも31日程度の期間が必要になると考えておきましょう。すんなり内定が出た場合の例なので、もう少し時間がかかる方もいます。

内訳は次の通りです。

転職活動を始めてから内定までに必要な期間の内訳
  • 転職理由の整理 + 転職エージェントの選択 + 転職エージェントに登録 = 1日
  • 転職エージェントと面談 = 5日
  • 転職エージェントから紹介された求人に応募 = 5日
  • 応募した企業・組織と面接 = 15日
  • 応募した企業・組織に内定 = 5日

各手順の詳細については後ほど、「転職エージェント利用の流れと具体的な手順」で解説します。

内定から転職(入社)までに必要な期間

内定から転職(入社)までに必要な期間は、組織によって、人によって違い出てくるところです。この点にご留意ください。

在職中の方は勤務先の就業規則を尊重し、なるべく円満に退職することが良いでしょう。勤務先に退職の意思を伝えてから、1ヶ月後に退職するぐらいが常識的なところだと思います。

1日でも早く退職したい方は、転職エージェントの担当者(キャリアアドバイザー)に相談することをおすすめします(法律上は退職したい日の2週間以上前に、勤務先に退職の意思を伝えれば良いことになっています)。

有給休暇を消化してから転職するとなれば、内定から転職までに必要な期間は長くなります。

在職中の方は内定から転職までに必要な期間は、最短よりも常識的な期間である1ヶ月で見積もっておきましょう。

これに内定までにかかる期間を加え、転職活動を始めてから実際に転職(入社)するまでに、2ヶ月程度の期間が必要になります。

既に退職している方は、柔軟に対応できると思いますので、入社日は転職先の要望とご自身の置かれた状況から判断してください。

転職活動の進め方

転職活動の進め方で大切なことは、計画をたてることです。

転職活動だけの話ではありませんが目標を達成するには、スケジュールと手順・作業などの達成手段を具体化した計画が必要です。

ほんとうに転職したい、すぐにでも転職したいと考えている方は、先ず新しい会社に転職する日を決めてしまいましょう。ただし、明日はダメですよ。実現性があるものにしてください。

そして、転職する日から逆算して、時間的に無理がない現実的な計画をつくります。

この記事をご覧になった方は、「転職エージェント利用から内定までの流れと7つの手順」でご紹介した手順をベースに、他に必要な手順や作業を洗い出して、順序も考えれば簡単に転職活動計画がつくれるはずです。

例えば、転職するにあたって家族に相談する方は、これを手順・作業リストに加えます。面接の前に、求人企業の情報を収集する場合も同じです。

スケジュール管理の方法は、リストアップした手順・作業に日程を加えて、順番通りに紙に書いておくでもいいですし、仕事のプロジェクト管理で使う「ガントチャート」を使ってもいいです。ご自身が管理しやすくて、負担にならないものがいいでしょう。

計画は、日程と手順・作業が、目標の達成につながっていることが第一です。

計画ができたら、計画にある手順や作業が、具体的かチェックしてみてください。チェックするポイントは、5W1Hです。

例えば、面接の前に、求人企業の情報を収集する場合、どのような情報をいつまでにどこで集めるのかはもちろんのこと、情報収集の目的が、面接での質問事項を洗い出すことならば、これらもスケジュールに加えます。

計画は、計画通りに動くことで、目標が達成できるものにしてください。

目次に戻る

転職エージェント利用の流れと具体的な手順

転職エージェント利用の流れと具体的な手順
転職エージェント利用の流れと具体的な手順

転職エージェントの利用から内定までの流れを、次にご紹介する7つの転職手順ごとに解説します。

【転職の手順1】転職理由の整理

転職の手順1は、転職理由の整理です。

転職理由を整理する

転職活動前には、なぜ転職するのかという転職理由を整理しておくことが大切です。

転職したいと思ったからには、給与、勤務時間、休日、夜勤、福利厚生、やりがい、スキルアップ、昇進、プレッシャー、職場環境への不満や悩みなど、何かしら問題があるはずです。

多くの転職は、このような今ある問題を、近い将来に解決することが目的になります。自分自身と向き合い、未来をどう変えたいのか、よく考えてみてください。

転職理由の整理に必要となる期間

転職理由の整理は、転職活動の骨格になるものです。じっくり考えることをおすすめします。

転職理由の整理にかかる期間は、最短でも半日程度は見積もっておきましょう。

転職理由の整理について詳しくは、次の記事をご覧ください。

【転職の手順2】転職エージェントの選択

転職の手順2は、転職エージェントの選択です。

利用したい転職エージェントを選ぶ

転職エージェントはそれぞれサービスに特徴があり、あつかう求人の業種・職種、役職・ポジション、地域などの点で、得意不得意が出てきます。

ご自身にぴったりの転職エージェントを見つけるためには、転職エージェントを比較してこのような特徴を知っておくことが大切です。

そして、ご自身の希望にそう求人がありそうな転職エージェントを利用します。

転職エージェントの選択に必要となる期間

転職エージェントの選択にあたって、ご自身で必要な情報を集めるとなるとかなりの時間がかかるので、転職エージェントを比較している記事などを参考に選びます。

このような記事を参考に転職エージェントを選ぶ期間は、最短でも半日程度は見積もっておきましょう。

転職エージェントの比較・選択について詳しくは、次の記事をご覧ください。

【転職の手順3】転職エージェントに登録

転職の手順3は、転職エージェントに登録です。

転職エージェントに登録する

転職エージェントを利用するには、登録が必要です。利用したい転職エージェントを選んだら、インターネットに接続できるパソコンやスマートフォンから、転職エージェントに登録します。

登録方法は公式サイトにアクセスして、登録ページの入力フォームにプロフィールや簡単な経歴、希望条件などの情報を入力します。

入力した情報は他の転職エージェントの登録でも流用できるので、テキストファイル、メモ帳などに保存しておきましょう。

転職エージェント登録の段階では、履歴書などの応募書類は必要ありません。

転職エージェントの登録に必要となる期間

転職エージェントの登録に必要となる作業時間は、転職エージェントによって変わってきます。

登録情報が少ない転職エージェントは数分で終わりますが、多くの転職エージェントの登録は簡単な職務経歴の入力が必要となり、10分程度の時間は必要になります。

転職エージェントの登録について詳しくは、次の記事をご覧ください。

【転職の手順4】転職エージェントと面談

転職の手順4は、転職エージェントと面談です。

転職エージェントのキャリアアドバイザーと面談する

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザー(求職者の担当者)との対面形式、電話などの非対面形式による面談が実施されます。

キャリアアドバイザーとは

キャリアアドバイザーは、求職者の転職支援を担当する人材紹介会社の社員です(コンサルタント、キャリアパートナーなど別の呼称を使う人材紹介会社もあります)。

キャリアコンサルタントという名称もありますが、キャリアコンサルタントはキャリアコンサルティングの国家資格を持つ人だけが名乗れます(参考:厚生労働省「キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント」)。キャリアコンサルタントの資格を持つ、人材紹介会社の社員もいます。

最近は、新型コロナウイルス感染予防・拡大防止のために、対面形式の面談を実施する転職エージェントが減っています。

面談では登録したプロフィールや希望条件などの情報の確認があって、転職理由などが質問されます。面談はリラックスした雰囲気の中で行われますから、安心してください。

所要時間は、最短でも対面形式の面談が1時間、電話の面談が30分はかかります。対面の面談時間は1時間30分程度、電話面談の場合は1時間程度を見積もっておけば大丈夫でしょう。

面談が終わると、求人が紹介されます。また、転職についての各種アドバイス、面接対策、交渉代行などの転職支援サービスが受けられるようになります。

転職エージェントの面談に必要となる期間

転職エージェント登録から面談までの期間は、最短でも5日程度は見積もっておきましょう。

面談は相手もいることですから、転職エージェントのキャリアアドバイザーと求職者の日程調整もしなければなりません。

私の経験では、同じ転職エージェントでも、利用した時期でかなり変わりました。転職エージェント登録から2週間以上経ってから、面談したこともあります。

転職エージェントの面談について詳しくは、次の記事をご覧ください、

【転職の手順5】転職エージェントから紹介された求人に応募

転職の手順5は、転職エージェントから紹介された求人に応募です。

転職エージェントから紹介された求人に応募する

面談後は、求職者の経歴や経験、スキル・技術、希望条件を把握した転職エージェントのキャリアアドバイザーから、求人の紹介がはじまります。

キャリアアドバイザーから求人を紹介されたら、興味がない求人は断り、希望にそう求人であれば、キャリアアドバイザーに応募手続きを依頼します。依頼を受けたキャリアアドバイザーは、求職者を求人企業に推薦し、面接日程を調整してくれます。

また、キャリアアドバイザーは求人への応募にあたって必要となる、履歴書(キャリアシート)や職務経歴書などの応募書類の書き方、自己PRや志望動機のまとめ方についてもアドバイスしてくれます。求人応募後は、求人企業で書類選考が実施されるので、はじめて転職活動をする方は書類選考の通過率を上げるためにもぜひ、キャリアアドバイザーからアドバイスをもらってください。

転職エージェントを利用する方は、このような転職支援サービスを積極的に活用しましょう。

転職エージェントから紹介された求人への応募に必要となる期間

転職エージェントから紹介された求人への応募は、応募書類が必要になります。

もっとも早い求人紹介のタイミングは、キャリアアドバイザーとの面談直後です。応募書類作成の時間も考慮すると、はじめて転職活動する方は求人紹介から応募までの期間は、最短でも5日程度は見積もっておきましょう。

履歴書は就職活動でも作成しますが、職務経歴書は転職活動ではじめて書くもので、手間がかかります。キャリアアドバイザーからアドバイスしてもらう時間も発生するでしょうから、余裕をもったスケジュールを考えるべきです。

転職活動の経験があって、以前使用した職務経歴書がある場合は内容を更新するだけです。転職活動の経験がある方は求人紹介から応募までの期間は、2日程度の見積もりで十分です。

求人応募については、次の記事で詳しく解説しています。

【転職の手順6】応募した企業・組織と面接

転職の手順6は、応募した企業・組織と面接です。

応募した企業・組織の面接を受ける

求人に応募して書類選考を通過すると、いよいよ採用面接が実施されます。

面接には、役員や本部長、部長、グループリーダー、チームリーダー、課長、人事部門の管理職、担当者と、さまざまな立場の人が登場します。

一般的な企業では一次面接、二次面接、最終面接という流れで通常2〜3回になります。

面接の回数や方法は、企業や役職で異なります。信用が重視される金融業界では、面接の回数が多くなる傾向があります。管理職以上の方は、会食が設定されるケースもあります。

私が経験した中で、もっとも面接回数が多かった外資系企業では、最初に人事部門の面接があって、2回目は1日で採用部門の10人近くの人と代わる代わる面接しました。これは疲れますよ。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは過去の事例を参考に、応募先ごとに面接で質問されることを教えてくれますし、お願いすれば模擬面接もしてくれますよ。

応募した企業の面接に必要となる期間

面接は、書類選考の通過が前提になります。書類選考の結果が出るのは、早いところで応募した日の翌日です。

そこから日程調整をして面接になるので、求人応募から面接までの期間は、最短でも5日程度は見積もっておきましょう。

これは例外ですが、私の経験で書類選考に一番時間が掛かったところは、2ヶ月でした。有名な外資系企業です。

いろいろな企業がありますが、面接が一次面接、二次面接、最終面接と3回であれば、求人応募から最終面接までの期間は15日程度は必要と考えておきましょう。

【転職の手順7】応募した企業・組織に内定

転職の手順7は、応募した企業・組織に内定です。

面接を受けた企業・組織から内定を受諾する

面接の後、求人企業で採用決定となれば、内定通知があります。

内定通知は、転職エージェントのキャリアアドバイザーから連絡され、その後、転職の意思が固まったら、内定の受諾をキャリアアドバイザーに伝えます。そして、勤務先の直属の上司にも退職の意思を伝えます。

内定取消しなどの万が一のトラブルに備えて、勤務先に退職を伝えるタイミングは、転職先の内定通知書をもらってからにしましょう。書面がもらえない場合、転職エージェントのキャリアアドバイザーに調整を依頼します。

企業・組織の内定に必要となる期間

求人企業の内定までの期間は、千差万別です。一般的な傾向として、組織が大きくなると面接から内定通知までの期間は長くなり、小さな組織は短くなります。

面接から内定通知までの期間は、3日程度は見積もっておく必要があります。私のケースですが、最終面接が終わってから内定通知をもらうまで、2週間以上かかったこともあります。

その後で、求職者が内定を受諾するか判断することになります。この判断をくだすまでには、家族など大切な人に相談する方もいるでしょう。調整や検討に2日かけるとして、面接から内定受諾までの期間は、最短で5日程度は見積もっておきましょう。

目次に戻る

あとがき:正社員転職の流れと7つの手順【転職エージェントを利用する転職活動の期間、進め方を解説】

この記事では、次の2つのポイントから、転職エージェントを利用して転職活動する際の、計画づくりに役立つ情報をご紹介しました。

  1. 転職活動の期間と転職活動の進め方
  2. 転職エージェント利用の流れと具体的な手順

ほんとうに転職したい方、すぐにでも転職したい方は、まずは転職活動の計画を立て、実行に移していきましょう。

最後にこの記事と同じ、「転職のノウハウ、知識」に関する記事をご紹介します。

転職活動の成功をお祈りいたします!

目次に戻る